皆さん、【閃輝暗点】という言葉はご存じですか?
私は、昔から「頭痛」に悩まされることが多かったです。
子供のころからよく母親に「頭が痛い」と訴えることが多かったです。
しかし、うちの母親は頭痛薬を飲まない主義だったので😅痛いのは我慢&放置して治るのをひたすら待っていました。
大学で実家を出て下宿生活をしているときも頻繁に頭痛に悩ままれていましたが、薬を飲む習慣がなかったので飲みませんでした。
そもそも、錠剤を飲むことが苦手で(笑)喉に詰まらせるのが嫌で薬を飲むという概念がありませんでした。
どういう時に頭痛が起こっていた?
私が感じていた頭痛はいわゆる「片頭痛」と呼ばれるもので、だいたい片方のこめかみ辺りがズキンズキン💥と脈打つように痛みます。
頭痛は突然始まるものでしたが、だいたいこういう時に起こっていたな、という傾向はありました。
生理の時
私は子供のころは吐くほど生理痛がひどかったのですが、大人になるにつれて生理痛は無くなりました。
その代わり?に頭痛が起こるようになりました。
だいたい経穴の量が一番多い、二日目に頭痛が起こることが多かったです。
子供のころは二日目と三日目に生理痛もありました。
女性ホルモン「エストロゲン」や「セロトニン」のバランスの変化に伴って起こることがあるようです。
天気が悪い時
雨が降っている時も頭痛が起こりやすいです。
低気圧が関係しているみたいです。
生理は月に一回なので一日程度我慢すれば良いですが、天気が悪い時期は頻繁に頭痛が起こるので少々厄介です。
私には当てはまりませんが、この他にも
- 出産後・更年期
- 寝不足または寝過ぎ
- 空腹時
- ストレスを感じる環境、またはストレスからの解放
- 人混みや騒音
- 温度の変化や高い湿度(梅雨の時期はツラいです)
- アルコールの過剰摂取
などでも頭痛が起こる原因になることがあります。
社会人一年目に起こった「閃輝暗点」
社会人一年目の時、配属されたお店の店長が、社内でも有名なパワハラ店長でした。
ストレスで胃に穴が空いたり、辞めていかれる社員の先輩が何人もおられました。
そんな環境の中で私も頑張っていたのですが、ある日突然仕事中に目の前がチカチカし出しました🙄✨
「なんだこれ??」と、見たことない視界の様子に戸惑いながらも数分経った後、その光は消えました。
「あれ?なんだったんだろう・・・」と思っていると頭がズキンズキンッ💥と痛み出したのです😣
片頭痛はそれまでにもよくある事だったのですが、それに伴って吐き気も襲ってきました❗
仕事中であるということと、とても忙しい店舗だったので途中で抜けて休むことも出来ず、かなり辛かったです😭
そんなことが何度かありました。
決まって目の前(左側ちょっと上)にキラキラしたギザギザの光が出現して、その光が無くなったと思ったらひどい片頭痛が襲ってきました💥
そのあたりで、「これ大丈夫なんかな?なにかの病気・・・?」と思った私は家族にも勧められ、ついに病院に行くことにしました。
まず眼科へ行きました。そこで先生に言われたのが・・・!
目がおかしくなったのかと思い、眼科を受診した私。
先生にこうこうこうで、と症状を説明すると、『それは閃輝暗点じゃないかな?』と言われ、分厚い医学書のようなものをペラペラめくり、あるページを見せてくれました。
そこに描かれていた絵がコチラ↓
うわーーー!
これやーーーーー!!!
閃輝暗点を経験したことない方にとったら何を言っているかわからないと思いますが、まさに私が見ていたのはコレなんです!!
まさにそれすぎて驚きを隠せませんでした!🤣🤣
かなり興奮したのを覚えています(笑)
だって、自分の視界にしか無い、自分にしか見えていないものを人に説明するのって難しいですよね。
それがわかりやすく絵として他にも経験されている人がいる共通の症状として表現されていたので、まさに驚きと興奮でした!
先生、教えてくれてありがとう!😭
しかし、これは眼科ではどうしようもないので、『脳外科』に行って、と言われてしまいます。
えっ・・・🙄脳と言われ、かなりビビる私(笑)
意を決して、家から少し離れた脳神経外科へ向かいました。
ちなみにウィキペディアではこう記載されています↓
まず、視覚障害が起きる。突然、視野の真中あたりに、まるで太陽を直接目にした後の残像のようなキラキラした点が現れる。視界の一部がゆらゆら動きだし、物がゆがんで見えたり、目の前が真っ暗になったり、見えづらくなる。その後、みるみるうちに点は拡大していく。ドーナツ状にキラキラと光るギザギザしたガラス片や、ノコギリのふちのようなもの、あるいはジグザグ光線のような幾何学模様が稲妻のようにチカチカしながら光の波が視界の隅に広がっていく。これは無数の光り輝く歯車のような点が集まり回転しているようでもあり、視界の大部分が見えなくなることもある。これらの視覚的症状は短時間に進行する。そしてこの閃光と暗点は5分から40分ぐらいで広がって、視野の外に出て消えていく。この症状は目を閉じていても起きる。症状が治まった後、引き続いて片頭痛が始まる場合が多い。この後に頭が割れてしまいそうな激しい片頭痛が3〜4時間続き、強烈な吐き気・嘔吐などを伴うことが多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
脳神経外科での受診、診断結果は・・・!?
ドキドキしながら初めて脳外科での診察を受けました。
念のため、脳の写真?を撮る検査もしてもらいましたが、結果的には異状なし。
お医者さんが言うには、『頭痛とは今後もうまく付き合っていくしかない』とのこと。
ええ~~~なんだそれ!と拍子抜けしました😅
それまでも頻繁に頭痛が起こっていたので、何か脳の異常があるのではないかと思っていましたが、それは大丈夫だったので一安心。
(特に母が心配していました。母曰く、私は昔からなにかにつけて『頭が痛い』と言っていたので、何かあるんじゃないかと思っていたそうです)
そこで言われた頭痛の対策は『頭痛薬を飲むこと』だけでした😥
しかも別に処方された薬でなくても、市販の頭痛薬で良い、とのこと。
むしろ、閃輝暗点が起こることでこれから頭痛が起こるということがわかるので、そうなったら早めに薬を飲んでおけば良いです!と言われました。
た、確かに・・・😫それはそうだけど・・・。
その時、参考になった頭痛薬の飲み方を教えてもらいました。
正しい頭痛薬の飲み方は・・・?
今まで私がやっていた飲み方はこうでした。
私は、頭が痛くなっても基本的に薬を飲みたくなかったので、痛いのを我慢して我慢して、それでもどうしても『もう無理!』って思ったときに最終手段として薬を飲んでいました。
でもそれではダメみたいです!
頭痛薬は『それ以上痛くなるのを防ぐ』ものなので、今ある痛みを無くすことはできないみたいなんです。
なので、痛みを感じ始めたらすぐに飲むことがベスト!ということでした。
確かに、閃輝暗点が起こると「今から頭が痛くなるよ!」と教えてくれているようなものなので、閃輝暗点が起こった時点で薬を飲めば、痛みを防ぐことができます。
ちなみに私が愛用している頭痛薬はコチラ↓
バファリンプレミアムです✨
ロキソニンだと胃が荒れて気持ち悪くなってしまうことがありましたが、これなら大丈夫😊
市販薬はいつもこれです。
今まで薬を飲むことを我慢して、特に仕事中なんかはツラい思いをしながら耐えていました。
それからは考え方を変えて、我慢してツラい思いを感じながら仕事をするよりも薬に頼ることにしました。
それからは閃輝暗点が起こるとすぐに薬を飲んで、痛みを我慢せずに仕事ができるようになりました😊
仕事中以外ではすぐに横になれる状況の時は、寝て休みました。
薬以外でのセルフケアは?
片頭痛の場合だと、血管を広げるようなマッサージなどは逆効果らしいので痛みがある場所を冷やすと良いそうです。
こめかみが痛むことが多いので、そこを冷やすと良いそうです。
あとはとにかく横になって休むしかないようでした😅
まとめ
頭痛は本当にツラいですよね。
ですが、私みたいに痛いのを我慢して薬を飲まずに過ごしている方いませんか?
痛みがひどくなる前に、薬である程度抑えて、休めるときはしっかり休みましょう!
ちなみに私の閃輝暗点の症状は、店舗を異動して新しい環境で働き始めたとたんに無くなりました!
きっとストレスが原因だったのでしょうか?😣
今でも、天気が悪い時や生理中に片頭痛が起こることはあります。
そういう時は決して無理せず過ごすようにしています😉
完全に無くなることはないようなので、うまく乗り越えるしかないようです。
出産して子育てして、30代になると、何事も我慢することを辞めました😅
けれど、私がそうだったみたいに独身で20代の方で(それ以外にも)いつもなんでもツラいことを我慢して頑張っている人もいると思います❗
自分をもっと甘やかしていいんですよ😄(笑)
しかし、薬の用法容量以上の摂取(常用)には気を付けてください。
また、ツラい痛みが頻繁に起こるようなら、一度病院を受診されてみてくださいね❗