私は長男を出産し、二男と三男を双子で授かりました。
有難いことに、長男の時は妊娠、出産、産後と大きなトラブルもなく過ごすことができていました😊
しかし、双子は長男の時になかったトラブルが多数起こりました!💥💥
特に一番ツラかったのが、『乳腺炎』でした。
今回は乳腺炎や、その他のおっぱいトラブルについてまとめていきます。
乳腺炎について
乳腺炎ってなに?
授乳中のお母さんの3~4人に1人はなると言われています。
原因は母乳の飲み残しなどで乳腺が詰まることで、乳腺に炎症が起こります。
また、乳首の切れなどの傷から細菌が入り込むことでも、炎症が起きます。
産まれたばかりの赤ちゃんは、まだ母乳を飲む力が弱かったり、上手に乳首を咥えることができなかったりするので、上記の原因に繋がるようです。
乳腺炎の症状
乳腺炎は「あれ?これってもしかして・・・」というような症状があります。
授乳中のママは、毎日自分のおっぱいと向き合っているので、ほとんどの方が小さな変化にも気づきやすいかと思います。
症状としては主に
- 胸の腫れ、赤み
- 胸の痛み(はじめはチクチクするような痛み)
- 胸の一部分に出来るしこり
- 発熱、頭痛、関節痛のような風邪症状
症状が悪化すると、切開して膿やしこりを取り出さないといけなくなったり、細菌が全身に回って重篤な症状が出たりすることがあるそうです😰😰
赤ちゃんのお世話でてんやわんやの時期に、そんな状況は絶対避けたいですよね💦
なので、そのような深刻な状態まで悪化しないように、「おかしいな」と思ったらすぐに、母乳のつまりを取り除く必要があります。
乳腺炎かも?こんなときどうしたらいいの?
対策としては、とにかく赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらうこと!
これに尽きます。
- 飲み残しが無いように、しっかりと飲んでもらう!
授乳が終わった後、おっぱいが空っぽになるとふわふわで柔らかくなります。
その状態を毎回目指しましょう! - 毎回同じ体制ではなく、いろいろな体制で飲ますようにする!
乳腺は乳首に向かって放射線状になっています。
いつも同じ体制で授乳すると、同じ乳腺がなかなか飲まれず、飲み残しになる可能性があります。 - 血流をよくする!
どうしても産後ママはストレスや疲労で、身体が凝り固まりがちになります。
母乳はつまり血液です。
なかなか難しいですが、ストレッチや入浴で身体を温めて、血流を良くする意識を持ちましょう。 - 食べ物に気を付ける!
授乳中はとにかくお腹が空きます!
しかし、脂っこいものや甘いものは乳腺が詰まりやすくなるので、なるべく控えましょう。
以上のことを日ごろから気を付けて授乳していれば、母乳の詰まりも未然に防ぐことが出来ると思います。
けど、やっぱり一日に何回も授乳するうちに、どうしても雑な授乳の仕方になっちゃうときもあるんですよね😅
「やばい!詰まりそう💦」
と思ってから一生懸命授乳しても、なかなか良くならないことが多かったです(こはる談)
それでもよくならない!
以上のことを行っていても、なかなか詰まりが解消されないときがあります💦💦
私の場合は、「あ💦やばいな💦」と思い始めてから焦っていつもより授乳を多くしたりしても、全然良くならず、毎回発熱してしまいます😫
そうなると大変です!
子どもたちのお世話がままならなくなります。
大人になってからは、微熱でも本当に体がしんどくなるんですよね😭
そんなときは、迷わず助産師さんのおっぱいマッサージを受けましょう!
私が初めて乳腺炎になったとき、急いで近くにマッサージが受けれるところがないか探しました。
運よく、一駅隣の場所に助産師さんがいて、しかも自宅まで来てくれるという人でした。
私の場合は双子だったので、首がまだ座っていない赤ちゃんを2人連れて外出することは非常に難しかったし、何より身体がしんどすぎて外出は無理でした😭💦💦
本当にすぐにでも何とかしたかったので、ちょうど予定も空いていて本当に助かりました💦
助産師さんにおっぱいの様子を診てもらい、詰まりがある部分を念入りにマッサージして取ってもらいました。
ついでに、授乳の様子もチェックしてもらうことが出来ました😊
特に、はじめての育児の方は「授乳の仕方、これでいいのかな?」「赤ちゃんちゃんとおっぱいのめているのかな?」と不安になると思います。
その他にも、育児に対して不安に感じていることなど、施術中にいろいろ聞いてもらいました。
不安だった気持ちがスーッと消えると、赤ちゃんと向き合う姿勢も変わって心が軽くなると思います😊
マッサージって痛いの?
おっぱいが赤く腫れ、しこりがある状態。
2人の赤ちゃんに吸われすぎて、乳首はヒリヒリ状態。
もう、とにかく早くなんとかしてほしい!
そんなおっぱいにされるマッサージって、痛かったらどうしよう💦💦
ってかなり身構えていました😅
助産師さんにも、始まる前に不安で「い、痛いですか?💦」と聞いてしまいました😂
が「痛くないようにするね😉」と、優しく言っていただき、実際は全く痛くなかったです✨
残っていた古くなった母乳が全部流されて、スッキリしていくのが感じられました😄✨✨
どんどんおっぱいが軽くなり、施術が終わると、ふわふわの柔らかいおっぱいに戻りました!
この状態がおっぱいが空っぽになっているサインです!
結局この後も、月に1回ぐらいのペースで詰まりが発生して微熱を出していました💦
その都度、助産師さんにお世話になり、マッサージしてもらいました😌
この施術は保険適用にならないので、毎月痛い出費でしたが💦
仕方なかったですね。
ちなみに・・・出産した病院で乳腺炎は診てもらえないの?
私は市民病院で出産したのですが、まずこちらに問い合わせしました。
しかし、乳腺炎のマッサージは対応していないと言われ、自分で助産師さんを探さないといけない状態でした💦
本当に一刻を争う状態だったので、とにかく早く何とかしてほしかったので困りました😰💦
もし、妊娠を控えているママさんがこれを読んでいたら、ご自身が出産される病院が、産後のおっぱいケアにどれだけ対応してくれるか、事前に調べておくことをオススメします!
産後はほとんどのママが、おっぱいでに関して何らかのトラブルがあるかと思われます!
(母乳でもミルク併用でも)
産後の余裕がないときに焦る事無いように、近くにおっぱいについて相談できるところがないか、探しておくと安心ですよ!✌✨
しこり・赤みがなかなか良くならない!
そんなときは、おうちでできる『生姜豆腐湿布』!
助産師さんにマッサージを受けたあと、実はすぐに完全には良くなりませんでした。
まだ、熱とおっぱいの部分的なしこりと赤みは残っていたのです。
そんなとき、助産師さんにオススメされたのが『生姜豆腐湿布』です!
生姜豆腐湿布の作り方
※量は適量です。
①生姜と豆腐を用意します。
②豆腐を水切りします。
③生姜を擦ります。
④豆腐と生姜を混ぜます
(このとき水分が多いとまとまりにくいので、豆腐はしっかりと水切りすることをオススメします)
⑤ガーゼに適量を乗せます。
⑥包みます。
⑦胸の患部に当てて、上からラップで貼り付けます。
( これだけだとズレやすいので、授乳ブラなどを着て固定すると良いです。 )
痛みがある部分に貼り付けると、ひんやりしてとても気持ち良いです✨✨
(冷たいものを胸にいきなり当てるとびっくりすると思うので、ゆっくり付けてください😅)
この状態で一晩過ごすと、次の日びっくりするぐらい効果がありました!
なかなか赤み、痛みが引かなかった部分が、一晩で良くなったのです!
熱も下がって、身体も楽になって感動しました😭✨生姜には熱を取ってくれる役割があるようです。
すぐに助産師さんに診てもらうことができない、けどどうしても痛みがツラい💦💦
そんなときに是非試してみてください!
おっぱいの悩みは助産師さんへ!
私の場合は、母乳の詰まりを取ってもらうために助産師さんのところへ通いました。
しかし、おっぱいに関する悩み事は、なんでも聞いてくれるのが助産師さんです!
例えば、母乳の出が悪い、量が少ない、などの不安がある場合にも、おっぱいマッサージを受け続けると、しっかりとした母乳量が出るようになることがあります✨
また、おっぱい以外でも赤ちゃんのことで不安があれば、なんでも助産師さんに相談したら良いですよ!
例えば沐浴!
このやり方でいいのかな?と不安になっているママもいると思います。
自宅まで沐浴のお手伝いをしてくれる助産師さんもいると思うので、少しでも不安があるママは一度相談してみてください✨
また、卒乳時でもおっぱいのケアはとても大事です!
今まで授乳によって作られていたおっぱいを急に止めると、詰まりが発生して乳腺炎に繋がる恐れがあります!
卒乳時は赤ちゃんの授乳は止めて、母乳が詰まらないように、徐々に母乳の生産量を減らしていかなければなりません。
不安な方は、自己流でやらずに助産師さんに相談しながら行うことがオススメです👍✨
まとめ:助産師さんは神です!
私は初めて乳腺炎になったときから、結局その後約半年間は、この助産師さんのお宅に通うことになりました😂
その助産師さんには育児のこと以外でも、何気ない世間話などなんでも聞いてくれました✨✨
お話しする時間はとても癒しでした😊
とにかく、おっぱいが詰まると、痛くて生活がままならなくなります💦
少しでもおっぱいに関してお悩みがある方は、すぐに助産師さんに相談しましょう!
そのためにも、母乳育児中の方も、出産を控えている方も、近くの助産院を検索してみてください。
みなさんのおうちの近くにも、良い助産師さんがいてくれると良いですね😊✨