長男の乳児湿疹で小児科を受診した私。
そして処方されたお薬は『ステロイド』でした。
お薬をもらえた私は満足して帰路につき、「これでもう大丈夫」と安心していました。
しかし、私の母が言った「ステロイドなんて赤ちゃんに塗って大丈夫?」という言葉に激震が走ります。
どういうこと???
今まで出会ったことのなかった『ステロイド』という言葉。
ここからステロイドに対して悩む日々が始まります。
※私は医療従事者ではありません。
薬の知識もネットで調べた程度なので、専門的な知識はありません。
今回の記事の内容は、この当時の私の心境を綴ったものです。
ご了承ください。
ステロイドってどんなお薬?
ステロイドとはさまざまな病気の治療に使われている『ホルモン剤』です。
今回、長男の皮膚疾患に出されたお薬は軟膏の外用薬です。
ステロイドは主に炎症を鎮める効果や免疫を抑制する効果があります。
湿疹などによるかゆみや赤みにはこの効果で抑えることができます。
皮膚科で出されるお薬はこのステロイドが入っていることが多いです。
なぜ、ステロイドに目くじらを立てなければならないかというと副作用の点です。
きちんと用法容量を守って使わないと、様々な問題が起こる可能性があるそうです。
私は母に言われて初めて『ステロイド』について調べました。
なぜ、母がこのように言うかというと
母自身もアレルギー体質で、よく皮膚科でステロイドを処方してもらっていたからです。
ステロイドを塗ればすぐに良くなる。
けれど、それはそれだけ強い薬だという意味なので、そんな薬を赤ちゃんに塗っても大丈夫なのか
と母は心配になったそうです。
そこで、私は主人にも意見を聞いてみることにしました。
主人は先にも述べた通り、子供のころからひどいアトピー・アレルギー・喘息持ちでした。
きっとステロイドのことも何か知っていると思いました。
主人と出会ってから10年近く経っていましたが
ステロイドに関しての話題は今までに二人の中で出たことが無かったのです。
「小児科でステロイドが出されたんだけど、どう思う?」
と聞いてみました。すると主人も母と同じように
「ステロイドにはあんまり良いイメージない」と言いました。
なんと、主人は現在も調子が悪い時はステロイドを使い続けているというのです。
子供のころから肌の乾燥やかゆみは慢性的にあって、波があるものの
ひどくなると皮膚科でステロイドを処方してもらってたそうです。
私はそんなことは知りませんでした。
ステロイドの何が良くないかということは母も主人も明確には答えませんでしたが
「なんとなく良くないもの、強い薬」だというイメージを持っているようでした。
そして、長男にこの薬を塗ることに関しては「反対も賛成もしない」というような意見でした。
でも、私の友達も子供に皮膚科でもらった薬を塗ったらすぐに良くなったって言ってたし・・・。
なにせ見た目がかわいそうだし、もうすぐお宮参りの撮影だから早くなんとかしてあげたい・・・。
そう思った私は、長男に薬を使うことを決めたのです。
つづく・・・